おすすめの本

実際、生徒が読んでおもしろかったという本を紹介します。

私も読みましたが、おすすめしたいものばかりです。

ぜひ読んでみてくださいね。

 

 

 

「いつか、ふたりは二匹」 西沢保彦 著

講談社のミステリーランド 第4回配本の本。

猫の身体に乗り移れる能力を持った6年生の智己は、町内で発生した女子児童襲撃事件を猫になって調べることにした。犯人の行方を追うのだか‥。とってもスピード感あふれる文章で、次はどうなる?次はどうなる?と中盤ぐらいからじわじわ面白くなってきます。イラストが少しずつ入っていて、字も大きいし、読みやすい。猫のジェニイと犬のピーター。最後の最後で、タイトルの「ふたりは二匹」の意味がわかります。おもしろいです

 

 

 

 「探偵伯爵と僕」  森 博嗣 著

「森さんは、おもしろい。注目株だよ」と生徒にすすめられ、読みました。

かなり、おもしろい。ページをめくる手がとまりません。ラストは見もの。「そうだったのー」と思わず口に出してしまうほど。伯爵と僕とのやりとりがおもしろい。最後の最後で、伊藤薫ってだれ?あっそうそういうことっかって。すごーい。ヒットです。森さん、最高です。これも、講談社のミステリーランドの本です。犯人がハリィのお父さんだったとはびっくり。ハリィとガマが殺されていたのもびっくり。そんなこと言いながら生きてるんじゃないの?!と思いながら読んでいたので。

 

 

 

「ジェイミーが消えた庭」 キース・グレイ 著

 生徒に「おもしろいよ」の一言ですすめられて私も読みました。

 読み始めたら、とまりませんでした。とってもスピード感あふれる作品です。子どもならではのスリリングな遊び、クリーピング。裏庭から裏庭へと駆け抜けて、住人に見つからずにどこまで行けるかを競い合います。主人公の「ぼく」とジェニイの友情がほほえましい。家事で死んでしまったはずのジュニイが、再登場するときは、「おっ、そうなの」と思わせますが、最後の最後に意外なラスト。思わず、読み返してしまいますよ。

 

 

 

「青空のむこう」 アレックス・シアラー 著

  一気に読みました。生徒ににもすすめています。みんな「おもしろかった。読みやすかった。」といってくれ、反応もいいです。

 主人公ハリーのユーモラスさには、思わず笑みがこぼれます。読んでいると、ハリーの言っていることに尿に共感したり、「そうだよね」とか小声で思わずつぶやいたり‥。自分もいなくなったら、まわりはどうなるとか思ったり。とにかくおもしろい。読みやすい。ヤングアダルトにすすめたい本。

 

 

 

 

「13ヶ月と13週と13日と満月の夜」 アレックス・シアラー 著

  これもアレックス・シアラーの作品ですが、一気読みです。とまりません。何?どうなる?どうなる?とどんどんページをめくってしまいます。大展開がおおくて、「えー、そうなるか!?」と思わず叫んでしまいます。超おすすめ!読んだ生徒は、みんな面白かった〜と言ってます。

 

 

 

 

「十二番目の天使」 オグ・マンディーノ 著

泣けます。最愛の妻子が事故でなくなり、生きる気力をなくした主人公が、息子とそっくりな少年と出会い、生きる希望を与えられるという設定。設定はありきたりですが、泣けますね。

 

 

 

 

「樹上のゆりかご」 荻原規子 著

私が読むと高校時代をなつかしく思い出させる作品でした。中学生が読むと、これからの高校生活に期待がふくらむことでしょうね。

学園ミステリーです。学園祭でお昼に配られたパンの中に、カッターの刃が入っていたことから事件が始まります。犯人は、すぐ見当がつきますが、理由はなんなの?ってところで、最後まで面白いです。

 

 

 

 

「博士の愛した数式」 小川洋子 著

ご存知、ベストセラー小説。ほのぼの、です。文章も読みやすい。博士が、事故の後遺症で、90分しか記憶がもたないっていう設定がおもしろいかな。ルートやら素数やら、数学の話がいっぱい出てきますが、なぜかかたばらず、読みやすいです。生徒の間でも人気のある本です。

 

 

 

 

Good Luck」 アレックス・ロビラ 著

最初の3分の1読んで、話がよめちゃうかな。薄い本だし、すぐ読めます。生徒の間では人気があります。

キャッチコピーは、「9歳から90歳まで感動した本」ですが、これはちょっと大げさかなって気もします。

 

 

 

 

「世界の中心で、愛をさけぶ」 片山恭一 著

おなじみ、セカチューです。ドラマを見たことがあったので、話がだいだいわかっていて、読みやすかったです。ちょっと字は細かいかな。泣きはしないけど、定評どおり、心には残ります。生徒の間でも予約待ち状態の人気本です。

 

 

 

 

「エドウィナからの手紙」 スーザン・ボナーズ 著 

読書感想文の課題図書となっていたので読みました。ちょっと子どもっぽいかな。でもかわいいお話で、読みやすいです。エソウィナが市民としての要望を、市長宛に手紙を出し、実現していくというおはなし。こうやって、住んでる町がもっと住みやすくなったらいいなって思います。

 

 

 

 

「鬼の橋」 伊藤遊 著

これも何年か前に、中学校の読書感想文の課題図書になった本です。なかなかグッドです。話の道筋がしっかりしています。本の表紙などから、敬遠されがちですが、ヤングアダルトには読んでもらいたい本です。読んでみると、けっこう面白いです。人情深い鬼が登場します。

 

 

 

 

「夏の庭」 湯本香樹実 著

3人の少年と1人の老人が、心を通わせていくという作品。ほのぼのしてます。なかなかいい作品です。生徒の中でもリピーターが多いです。

 

 

 

 

「いつまでもベストフレンド」 サラ・デッセン 著

  まさにティーンエイジャーのための本ですね。ハレーとスカーレットの友情の物語であるとともに、母と娘の葛藤、恋の甘い思い、失恋の苦さなど、ティーンエイジャーの日常がそのまま描かれていて、自分のことのように感じながら読めるところがおもしろい。ちょっと中学生には大人っぽいかもしれません。こどもっぽいのはいやっという子におすすめ!